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健康リスク評価ツール

一般環境経由の曝露を評価するためのツール


大気、水、土壌などの一般環境経由による化学物質の曝露を評価するためのツールです。海外の主要なリスク評価ツールを効率よく利用できるための情報を準備しています。
※国内の情報については、ツールの概要説明と収集のためのリンクを示しています。

名称 機関名 概要 詳細 ガイド
ADMER 産業技術総合研究所 東京都や大阪府といった比較的高範囲での長期的な濃度分布の推定をおこなうことを目的としている。PRTR情報などの活用によりVOCなどの大気経由の化学物質のリスク評価を行なうことが可能。 リンク ガイド
AIST-RAM 産業技術総合研究所 海域における有害化学物質の環境濃度および生態系へのリスク評価を行うために、三次元流動モデル、生態系モデルと化学物質運命予測モデルとを結合したモデルである。モデルは沿岸域における年間を通した物理場や生物場の計算結果から季節毎の平均場としてデータベース化し、簡単な操作により海水中の化学物質濃度の再現や予測が可能。
平成21年度時点で使用できるのは、東京湾(AIST-RAMTB Ver.1.3)、伊勢湾(AIST-RAMIBVer.1.3)、瀬戸内海(AIST-RAMSIS Ver.1.0)である。
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AIST-SHANEL 産業技術総合研究所 水系で使用されるPRTR対象物質について、利根川や淀川など広域水系における空間的な曝露評価が可能。 リンク ガイド
ChemCAN CEPA(カナダ) カナダ・トロント大学Mackay教授が開発したfugacity level IIIモデル(Defaultはカナダ地域)。大気、表層水、魚類、底質、土壌、植物、沿岸域中の化学物質濃度を推定。 リンク ガイド
E-FAST OPPT(米国) 環境(大気、水域、埋め立て)への排出及び消費者製品からの排出による化学物質の環境中濃度をスクリーニングレベルで推定するツール。吸入、経皮、経口曝露量を推定可能。 リンク ガイド
ECETOC-TRA EU(欧州) 欧州化学物質生態毒性・毒性センター(ECETOC)のホームページにて公開。EASEをベースに開発。用途リストを選択することにより、職場環境、消費者、環境に対するリスクを評価。 リンク 詳細版
EUSES ECB(欧州) EUにおいて化学物質のリスク評価に使用されているツールであり、入力データからの排出量の予測、環境への配分量予測、環境暴露評価、生体毒性危険評価が可能。 リンク 詳細版
G-CIEMS 国立環境研究所 GIS(地理情報システム)で用いる地理データに基づき、多媒体の媒体間の輸送と、大気、河川等での輸送との両方を同時に計算して、媒体間の輸送や分配と地点間の輸送と同時に推定するGIS多媒体モデル。 リンク ガイド
IMES ORD(米国) 曝露・リスクアセスメントや、化学物質の環境中挙動に関する調査や研究を行う場合に、適切な環境中化学物質挙動モデルを検索することのできるソフトウェア。大気モデル47モデル(ISC3等)、表層水モデル30 モデル(EXAMS等)、地下水モデル43 モデル(PRZM等)、非点源モデル29 モデル、マルチメディアモデル15モデルを収納。 リンク ガイド
METI-LIS 産業技術総合研究所 米国環境保護庁のISC(Industrial Source Complex)モデルの拡散パラメータを見直し、建屋の影響を考慮した大気拡散モデル。発生源周辺の大気中濃度の推定が可能。
METI-LISを用いた事業所周辺の年平均濃度の算出方法 PDF
METI-LISを用いた農薬散布時(面源排出)の周辺リスクの評価方法 PDF
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MuSEM 国立環境研究所 環境へ放出された化学物質について、大気、水、土壌、底質、生物等の多媒体中での挙動を予測し、ヒトを対象とする健康リスク評価や環境中の生物を対象とする生態リスク評価を行う、統合アセスメント・プログラム。消費者曝露、作業環境曝露にも対応。 リンク ガイド

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