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事故事例情報

欧州委員会MAHBの事故データベースeMARS

欧州共同研究所JRC内にあるMAHBが化学事故データベースeMARSを提供しており、現在、事故概要を知らせるショートレポート約600件を一般公開しています。うち368件について、年代が新しい事例から順に概要とリンク(修正中)を記載します。SEVESO指令に基づき報告された化学事故とニアミス情報を記載。当初、MARSと呼んでいたが、「リモートセンシングによる農業気象情報サービス」(MARS:Monitoring Agriculture with Remotesensing)などとの混同を避けるために名称変更したものと推測される。

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日時 物質名 原因 概要 詳細
2005年12月11日 石油、ディーゼル油、航空燃料 可燃性物質の漏えい 防油堤内または周辺のタンクとパイプラインから大量の蒸気が発生して大爆発した。その後にも爆発が数回続き大火災がタンク21基をまきこんだ。この施設では35,000,000Lの石油、ディーゼル油、航空燃料を貯蔵していた。火災原因と損害額は調査中である。消防隊員180人が消防車26台と泡消火剤700,000Lを使用して消火を行った。火災は3日間続き、半径2kmで被害が見られた。周辺の商店街は多数被害を受け、住民2,000名が避難し60名が軽傷を負った。地下水、飲料水と住民健康への影響は調査中である。 リンク
2005年7月2日 水酸化ナトリウム、塩酸 (原因調査中) 化学薬品の精製プラントで、水酸化ナトリウムと塩酸とを中和していたとき爆発が発生した。従業員1名が死亡し、工場は閉鎖された。 リンク
2005年4月15日 液体燃料 可燃性物質の漏えい 各種燃料の貯蔵・配送施設で液体燃料1.6tが漏えいした。貯蔵タンクを操作していた従業員がこの漏えいを直ぐに発見したため火災などは起こらなかった。漏えい原因はタンク1基の底部に亀裂が生じたためである。負傷者はなかった。 リンク
2005年2月4日 硫酸 腐食物質の漏えい 港湾地区にある貯蔵施設で、96%硫酸16,300tの貯蔵タンクから1,000〜2,000tが流出したため、周辺の工業地帯100,000m2が硫酸による影響を受けた。事故原因は、コンクリート製の冷却パイプが酸性土壌の影響で腐食し冷却剤が漏れたため、貯蔵タンクの地下地盤が弱まり、貯蔵タンクが不安定になって流出したものと考えられている。 リンク
2004年10月26日 メチルシクロへキサン 溶剤の爆発 特殊化学品の製造工場で、メチルシクロヘキサンを処理する遠心分離ポンプが爆発した。爆発原因は窒素置換の誤操作と推定され、作業員1名が死亡した。 リンク
2004年7月23日 (可燃性ガス) 可燃性ガスの漏えい 石油脱硫プラントで反応炉から可燃性ガスが漏れ、火災・爆発した。脱硫炉が大きな被害を受けた。ガス送管の2/3が破壊され、送管下のパイプが曲がった。冷却塔も被害を受けた。 リンク
2004年6月26日 炭化水素、二酸化硫黄 予熱オーブンのチューブの破裂 石油精製所内の水素化脱硫装置の予熱オーブンで火災が発生した。この火災で、炭化水素45tが燃え、二酸化硫黄約1tが大気に放出された。硫化水素による環境影響は見られなかったが、消火活動を行っていた作業員2名が軽いけがをし、周辺住民600名が一時的に避難した。消火水3,000m3は工場内の浄化プラントで処理された。オーブンなどの設備損害がある。経済的な損害は約28,000,000ユーロとなった。火災原因は予熱オーブンのチューブが破裂したためである。 リンク
2004年6月1日 (花火) 花火作業所での爆発 花火製造工場の直径60mmの花火を製造し貯蔵していた建物で爆発が発生した。花火を充填していた従業員2名は死亡し、その死体が15m離れたところで発見された。他の6名が聴力障害により入院した。工場の建物27軒のうち14軒が完全にまたは部分的に破壊され、工場の建物以外に9軒が被害を受けた。事故原因は不明である。 リンク
2004年5月10日 可燃性ガス 可燃性ガスの漏えい 金属製錬工場で木製鋳型のボルトを溶接中、スチールシリンダーに溜まっていたガスに引火して爆発を起こした。従業員1名が死亡し、1名が重傷2名が軽傷を負った。事故を起こしたのはどんなガスであるか調査中である。 リンク
2004年4月23日 (天然ガス) 不安定化合物の爆発 天然ガスの地下貯蔵タンクで火災・爆発が発生した。事故原因は現段階では判明できていない。施設内の設備が被害を受けた。施設内の3名、施設外の6名が負傷した。 リンク
2004年4月2日 臭化2-イソブチリル 廃棄物の分解反応 産業廃棄物処理センターで200Lの容器から11,000Lのタンクに臭化2-イソブチリルを移送するとき、腐食性と刺激性を有する臭化アルキルと臭化水素の白煙が発生した。原因は臭化2-イソブチリルがタンク内に存在していた汚染化合物によって分解反応を起こしたためである。タンク内の圧力上昇による爆発防止のために、作業員が消防の許可を受け、緊急時用のタンク安全弁を開いた。臭素化合物の白煙が強風によって4kmまで広がっていった。周辺企業の従業員18名が頭痛と呼吸困難を訴えた。 リンク
2004年1月18日 ベンゼン 化学薬品運搬船の事故 ベンゼン2,200m3を積載した船2隻が引き船に引かれてRhoneからLyonsへ向かう途中、ロープが外れてベンゼンを積んだ荷船がジャックナイフのように折れ曲がり引き船も沈没した。船員5名のうち、1名が行方不明となった。ベンゼンの流出はなかった。 リンク
2004年1月12日 ジクロロイソシアヌル酸、塩素ガス 反応性化合物の混入 プールの水処理剤を製造する工場で火災が発生した。ジクロロイソシアヌル酸の自己分解反応が起こって引火、火災を引き起こした。同時に塩素160kgが発生して大気拡散した。事故原因は加工ホッパー内に反応性化合物が混入したか有機グリースが調節バルブに導入されたかであると考えられる。作業員2名、消防隊員2名、周辺住民2名が気分が悪くなり一時的に入院した。生産ライン7台のうち、3台が火災によって破壊された。この工場はその後、経済的理由で閉鎖された。 リンク
2004年1月5日 塩素 有毒ガスの漏えい 化学品製造工場でメンテナンス作業を行っていたとき、赤外線ヒーターで鉄製パイプを140℃以上に加熱したため、塩素が燃え液状塩素1,500Lが漏えいした。負傷者はなかった。 リンク
2003年10月14日 トリクロロメチルベンゾール 薬品の漏えい 化学薬品製造工場で、窒素加圧下でトリクロロメチルベンゾールをタンクローリーから移送するとき、24tが漏えいした。原因は移送用のフレキシブルホースが破裂したためである。トリクロロメチルベンゾールはすぐに大気中の水分と反応して塩化水素蒸気が発生したため、事故処理が遅れた。16tの薬品は15分後に回収されたが、残りの8tが工場周辺部200m2に流出し、その一部を吸着剤によって回収した。 リンク
2003年10月2日 硝酸アンモニウム 爆発性化合物の爆発 果物倉庫(容量:300m3)で爆発が発生した。倉庫には、果物を貯蔵していた冷蔵庫の他に3〜5tの硝酸アンモニウムが入っていた。事故原因は硝酸アンモニウムによるものと思われた。消防隊員18名を含めて23名が負傷をした。倉庫から半径800mの範囲では、窓ガラスが割れ、自動車と民家の屋根にも被害が生じた。 リンク
2003年9月19日 (可燃性ガス) 可燃性ガスの引火、爆発 金属精錬工場でメンテナンス作業後にラインを立ち上げたとき、酸素パイプラインで爆発が発生した。酸素バルブを開いたとき、ガスに引火してスチールパイプランと他の可燃性物質が燃えた。原因は調査中だが、作業員3名が死亡した。 リンク
2003年8月15日 (粉塵爆発) 埃と空気の混合物の爆発 飼料配合工場で爆発が発生した。衝撃波により屋根の3/4が崩壊し、消防隊員2名が死亡した。原因は爆発性の粉塵と空気の混合物によると推定された。 リンク
2003年8月14日 (石油) 石油製造貯蔵施設の火災 石油製造貯蔵施設で火災・爆発が発生した。消防隊員188名が消防車36台で消火活動を行なった。施設内の7名が死亡し、3名が重傷を負った。事故原因は調査中である。 リンク
2003年7月17日 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、塩素ガス 反応性化学薬品の漏えい引火 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの袋詰めプラントで火災が発生した。ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム1tの入った大きな袋30袋に亀裂が生じて薬品の一部が排水路に流れ込み、グリース、オイル、水、他の薬品と接触して引火した。有毒な塩素を含んだ煙が発生して、周辺の地方自治体職員の4名が眼と咽喉の痛みを訴えた。現場の1名が割れたガラスによって軽いけがをした。 リンク
2003年6月30日 (道具箱) 電気道具箱からの発火 溶接ワイヤーコンテナーを製造する工場で火災が発生して14,000m3の作業場が破壊された。火災は2つの電気道具箱内から発生したと見られた。物的および生産停止による損害額は約22,000,000ユーロであった。また、技術的改善措置のため、2年間で1,000,000ユーロを投資する必要があった。 リンク
2003年5月29日 イソブタン、フッ化水素 可燃性ガスなどの漏えい フッ化水素を用いてアルキル化反応を行う工場で、イソブタン20tとともにフッ化水素60〜160kgが漏えいした。原因はこの2種類のガスの循環パイプラインが腐食していたためである。負傷者と環境影響はなかった。 リンク
2003年5月9日 液化エチレンガス 可燃ガスの漏えい 石油化学工場から液化エチレンガス2.5t以上が漏えいして引火し、火災を起こした。漏えい原因は不明だが、工場施設や生産高には悪影響が生じた。 リンク
2003年4月11日 アンモニア 可燃性ガスの漏えい 食品工場で容器の内圧が急昇し爆発したため、火災が発生しアンモニアが漏えいした。従業員1名が死亡し、工場施設が大きな被害を受け、周辺住民が6時間にわたり避難した。 リンク
2003年4月1日 メラミン樹脂 原因不明 メラミン樹脂工場で、アンモニアと尿素を反応させメラミンを製造する加熱炉が爆発した。加熱炉用の燃料は天然ガスと燃料ガス(fuel gas)の混合物であった。加熱炉の蓋が爆発のため飛ばされ近くにいた作業員に当たった。工場の従業員1名と請負業者2名が死亡し、他に2名が軽傷を負った。事故原因は不明である。 リンク
2003年3月30日 プロピレンオキシド 可燃性物質の漏えい 石油化学工場の外部にある操車場で、貨車にプロピレンオキシドを積載中に4〜5tが流出した。ボルト数個が緩んでいたためである。消防隊が泡消火剤を使い流出液を覆った。 リンク
2003年3月27日 (火薬) 火薬の爆発 火薬製造工場の火薬筒を取り扱う作業場で激しい爆発と火災が発生した。事故が発生したとき、この作業場にはTNT640kgに相当する580kgの火薬があった。火災はすぐに消されたが、従業員4名が死亡し、作業場は完全に破壊された。爆発原因は火薬供給装置に異物が混入されていたためと推定された。 リンク
2003年3月18日 ベンゼン 可燃性物質の漏えい 輸送船から貯蔵タンクに未精製のベンゼンを移送中に、450m3がタンクピット漏えいした。原因は配管されたパイプの故障であった。消防隊が泡消火剤でベンゼンを覆い、ベンゼンによる被害を防ぐため港を閉鎖した。 リンク
2003年3月14日 K1液体 可燃性物質の漏えい 海岸で貯蔵タンクに移送中に可燃性物質(K1液体)数m3が漏えいして引火し火災を起こした。漏えい原因は調査中である。損害額は、2,000,000ユーロ以上であった。 リンク
2003年2月20日 ダスト 粉体の爆発 自動車用絶縁体の工場で火災・爆発が発生した。他の生産ライン、加熱炉から発生した火災により、清掃作業中の別の生産ラインから発生したダストに引火して粉塵爆発が生じ、大火災を引き起こした。従業員7名が死亡し30名以上が負傷した。工場施設の一部が破壊された。 リンク
2003年1月29日 ポリエチレンパウダー 粉体爆発 医療器具製造工場で粉体爆発が発生した。事故はポリエチレンパウダーを用いてゴム部品をコーティングする作業域で発生した。従業員6名が死亡し多数が負傷した。1,000フィート離れた地点の窓ガラスが割れ、工場施設も大きな被害を受けた。損害額は約150,000,000ドルであった。 リンク
2003年1月24日 (化学薬品) 放火 ブラウン管製造工場で火災が発生して6,000m3の工場を破壊した。事故原因は犯罪によるものと推定された。工場には各種の化学薬品とブラウン管の完成品が貯蔵されていたので、完成品などの損害は約1,200,000ユーロとなった。消防隊員150名が出動した。大気と水への影響はなかった。 リンク
2003年1月13日 廃棄オイル 可燃性のオイル蒸気の引火 廃棄物貯蔵施設で、オイル廃棄物を積載したタンクローリー2台が到着した直後に火災が発生した。オイルからの大気中の可燃性蒸気に引火してフラッシュファイヤーを起こしたことが原因である。従業員1名が死亡した。 リンク
2003年1月8日 二酸化硫黄 有毒化合物の漏えい 添加剤と潤滑剤を製造する工場で110tの二酸化硫黄が漏えいした。事故は、硫化水素を硫黄に変換するユニットで発生した。原因は処理装置内に硫黄が異常に蓄積されていたためである。50tの水が汚染され、処理された。この工場では以前にも事故がよく発生していたとの報告があった。 リンク
2003年1月7日 プロピレン 可燃性物質の漏えい 石油化学工場からプロピレン3,000〜5,500kgが漏えいした。原因は振動によって配管の継手が破損したためである。火災などなかった。 リンク
2002年12月27日 ベンゼン 可燃性ガスの漏えい 石油化学工場で異性化反応中に火災が発生した。使用していたコンプレッサーがボルトの故障で破壊したことが原因で、水素を含有した可燃性ガス混合物が漏えいし引火した。発生したジェットファイヤーがベンゼンユニットに広がって火災を生じた。この火災は1時間半後に消防隊によって鎮火されたが、ベンゼンユニットは被害を受けた。負傷者や環境影響はなかった。 リンク
2002年12月17日 四塩化チタン 人為的なミス 化学薬品製造工場で四塩化チタン(TiCl4)約300Lが排水槽に漏えいした。四塩化チタンが水と反応して塩化水素を発生させ、この蒸気雲は隣接する廃棄物償却施設へ広がっていった。焼却工場の従業員12名が咽喉がひりひりすると訴え医者の診断を受けた。事故原因は作業員が安全弁を閉め忘れたことである。 リンク
2002年12月12日 LPSガス 可燃性ガスの漏えい 石油化学工場からLPSガス10t以上が漏えいしたが、火災は発生しなかった。漏えい原因は安全弁の故障である。 リンク
2002年12月12日 原油 原因不明 石油化学工場で原油蒸留塔のパイプが破裂して大火災を起こした。事故原因は不明であるが、作業員2名が重傷を負い、その後1名が死亡した。 リンク
2002年11月28日 トルエンジイソシアナート 予測しなかった反応の発生 トルエンジイソシアナート(TDI)製造工場内の高沸点コールタール処理施設で予期しない反応が発生し火災・爆発を引き起こした。この反応により発生した熱と二酸化炭素でタンク内圧が上昇しタンクが爆発した。工場内のタンク数基のうち1基が被害を受け、従業員4名が負傷した。火災によって発生した有害物質が下水溝を通して近くの沼に流れ込んだ。 リンク
2002年11月17日 (可燃性ガス) メンテナンス作業時の取り付けミスのため可燃性ガスが漏えい 硫黄、窒素、酸素成分を除去するための水素処理を行う石油精製工場で石油ガスが漏えいして引火し、火災を引き起こした。漏えい原因は工場設備のメンテナンス作業を行なったとき、熱交換器に不適当な部品がはめ込まれたためと推定された。消防隊員1名が放水準備しかけたとき負傷した。この事故で、水素処理工設備が数週間にわたり操業できなくなった。 リンク
2002年11月10日 フッ化水素 劇物の漏えい アルキル化の設備を一時的に閉鎖していたが、請負会社の従業員が間違って排出口のバルブを開いたため、フッ化水素360mLが流出した。フッ化水素の蒸気を吸い込んだ1名が重傷、1名は口の周辺に軽傷を負った。 リンク
2002年9月10日 硫化水素、一酸化炭素 ガス中毒 石油精製工場で反応槽から触媒を除去していたとき、ガス中毒事故が発生した。請負業者の従業員1名が防毒マスクを装着せず立入禁止区域に入ったため意識を失って倒れた。他の従業員2名も防毒マスクを付けずにこの従業員を助けようと反応槽に近づいたため同じ症状を起こした。救助隊がこの3名に蘇生を試みたが3名とも死亡した。死因は硫化水素と一酸化炭素による中毒であったと推定された。 リンク
2002年9月10日 (廃棄物) 原因不明の火災 地下の廃棄物貯蔵施設で火災が発生した。この施設では、ヒ素汚染土壌、家庭廃棄物燃焼灰、産業廃棄物燃焼灰、石綿含有廃棄処理物が貯蔵されていたが、火災原因は不明である。土壌と植物への影響が認められなかったが、許容値を超える発がん性のベンゼンとベンゾ(a)ピレンが検出された。工場の周辺住民の健康被害はなかった。 リンク
2002年8月19日 (可燃性混合物) 操作ミスによる可燃性物質の漏えい 重油分解工場の分離塔で、340℃の可燃性混合物が排出パイプ端から漏えいした。原因は操作ミスであった。従業員1名がひどいやけどを負い事故の翌日死亡した。分離塔と防火用のコンクリート構造物が被害を受けた。 リンク
2002年8月15日 塩素 有毒な液化ガスの漏えい 近くの河川で数日間続いた洪水が原因で、電気分解工場の貯蔵タンクから液化塩素80.841tが大気と水に流出した。水の勢いでタンクが持ち上げられ、パイプが破裂して受け口が外れたために流出した。周辺の植物が被害を受けた。 リンク
2002年8月14日 爆発性組成物 爆発性組成物の引火爆発 爆発性組成物10kgを金属容器で調製中に、作業員が手で混合物を取り出したとき引火して爆発した。火の玉は半径10mまで飛んだ。周辺の草が燃えたがすぐに消された。作業員が大やけどをしその後死亡した。環境被害はなく、事故原因は調査中である。 リンク
2002年8月5日 硫酸 酸化チタン工場のパイプの腐食 紙、プラスチック、塗料、インキ製造向けの酸化チタン製造工場から、100〜200m3の硫酸水溶液が漏れてSeine湾に流出した。原因は、酸により排出用パイプが腐食したためである。汚染土壌を炭酸ナトリウムで処理したため、周辺への影響は見られなかった。 リンク
2002年7月30日 (火薬) 火薬の爆発 カートリッジ詰めの作業をしていたときに、ゲル状岩石爆薬50kgが爆発した。原因ははっきりしなかったが、工場内外の建物、設備に被害が出た。 リンク
2002年7月28日 硝酸セルロースとニトログリセリン 原因不明 硝酸セルロースとニトログリセリンをベースとした火薬の製造工場で、休日に爆発事故が発生した。原因は不明であるが、乾燥機2基、計量/調剤施設とコンクリート補強施設が爆発によって破壊された。 リンク

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