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化学物質(HBCD)の事例・結果

ライフサイクルリスク評価情報

ライフサイクルの構築
1.課題の設定

目的、実施内容の明確化
本プロジェクト「化学物質のライフサイクルにわたる環境排出量の推計」

2.対象物質、プロセスの選択

物質や製品、プロセスの選択とシステム境界の決定
本プロジェクト「対象物質: HBCD」、「プロセスの選択: HBCD含有製品のプロセス全て」

3.データの収集

各種統計、文献、工場のヒヤリング等によるデータの収集。不足する情報の整理とデータの推計。データの信頼性や出典についての推敲。

本プロジェクト:データその1(製造のステージ)

項目 データの種類
公開データ有無 収集データ 推定データ 非公開データ
国内製造量 xlsファイル xlsファイル  
輸入量 xlsファイル xlsファイル  
需要量 xlsファイル xlsファイル xlsファイル  
製造工程 pdfファイル      
工業用の用途 pdfファイル      

データその2 (工業使用〜廃棄のステージ)

項目 用途 データの種類
公開データ有無 収集データ 推定データ 非公開データ
用途別使用量 プラスチック xlsファイル xlsファイル xlsファイル  
繊維 xlsファイル xlsファイル xlsファイル  
製品の製造量 プラスチック xlsファイル      
繊維      
製品製造工程 プラスチック pdfファイル    
繊維 pdfファイル    
物質ストック量 プラスチック   xlsファイル  
繊維   xlsファイル  
製品ストック量 プラスチック xlsファイル      
繊維      
廃棄・リサイクル プラスチック   xlsファイル  
繊維   xlsファイル  
4.フローの作成

集めたデータを元に物質のフロー図の完成
本プロジェクト 作成例

公開データに基づいてライフサイクルフローを作成した場合

ライフサイクル全体でフローを作成する場合

公開データに基づいてライフサイクルフローを作成した場合(図1)、HBCDの製造や工業使用段階では定量的に流れを追うことが可能である。一方、消費者製品と廃棄段階では定量的に流れを追うことが現状困難である。ライフサイクル全体でフローを作成する場合(例:図2)、消費者製品と廃棄段階における公開データをさらに充実させることが望ましい。


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