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有害性情報

急性・亜急性・亜慢性毒性の情報

【信頼性】の項目は、GHSやAETLでの情報源のプライオリティの順位を示しました。また、信頼性を評価されて使用されている場合には、その情報を示しました。

米国環境保護庁(EPA:Environmental Protection Agency)
情報源≫ IRIS, IRIS (Compare IRIS Values), IRIS (TOXNET)
米国環境保護庁の有害化学物質に関するリスクアセスメント/マネジメントの基本情報等を集約する統合データベース。
【信頼性】GHSでのpriority:1,AEGLでのpriority:1,AETLで使用,ERPGで使用,TEELで使用,物質数:513
 
米国毒性物質疾病登録機関(ATSDR:Agency for Toxic Substances and Disease Registry)
情報源≫Toxicological Profile
【信頼性】GHSでのpriority:1,AEGLでのpriority:2,AETLで使用,TEELで使用,物質数:196
 
米国国家毒性プログラム(NTP:National Toxicology Program)
情報源≫NTP Database Search Homepage
NTPでの様々な研究成果などが一括検索できる。
【信頼性】GHSでのpriority:1,AEGLでのpriority:2,AETLで使用,物質数:268
 
(財)化学物質評価研究機構(CERI)
情報源≫化学物質ハザードデータ集
経済産業省委託で、(財)化学物質評価研究機構が主体となって文献調査等により化学物質安全性情報を調査・作成し、化学物質審議会管理部会・審査部会安全評価管理小委員会の審議を経て作成された。
【信頼性】GHSでのpriority:1,物質数:270
 
欧州化学物質生態毒性及び毒性センター(ECETOC:European Center for Ecotoxicology and Toxicology of Chemical)
情報源≫JACC(Joint assessment of commodity chemicals) Reportシリーズ
化学物質の毒性および生態毒性情報を広範にレビューしたもの。
【信頼性】GHSでのpriority:1,AETLで使用
情報源≫Technical Reportシリーズ
化学物質のリスク評価のためのテクニカルレポート。
【信頼性】GHSでのpriority:1,物質数:100
 
欧州化学品局(ECB:European Chemical Bureau)
情報源≫EUリスク評価書(EU Risk Assessment Report)
欧州化学品庁(ECB)により作成、提供されるリスク評価書。 ORATS (Online EUropean Risk Assessment Tracking System)のタブを選択し、"Select an Item"で"Full list"を選択して閲覧可。
健康有害性関連の項は国立医薬品衛生研究所で順次翻訳・提供されている。 LINK
【信頼性】GHSでのpriority:1,物質数:141
 
OECD
情報源≫SIDSレポート
高生産量既存化学物質の初期リスク評価を実施することを目的として、各国でとりまとめた有害性および危険性情報等がまとめられている。
【信頼性】GHSでのpriority:1,物質数:279
 
国際化学物質安全性計画(IPCS)/世界保健機関(WHO), 国際労働機関(ILO), 国連環境計画(UNEP)
情報源≫「国際化学物質簡潔評価文書(CICAD)」
WHO、ILO、UNEPが実施するIPCSの活動のひとつ。既存の各国や国際機関の評価文書や環境保健クライテリアに基づいて簡潔にまとめられた評価文書。種々の科学的な知見を要約したもの。 (2009 年現在 76 物質)
CICAD Executive Summary の抄訳および全文訳は、国立医薬品衛生研究所で翻訳・提供されている。 LINK
【信頼性】GHS:1,AETLで使用
 
国際化学物質安全性計画(IPCS)/世界保健機関(WHO), 国際労働機関(ILO), 国連環境計画(UNEP)
情報源≫「環境保健クライテリア(EHC)」
WHO、ILO、UNEPが実施するIPCSの活動のひとつ。化学物質等の人や環境に与える悪影響に関して、専門家の評価をまとめたもの。
いくつかが国立医薬品衛生研究所で翻訳・提供されている。 LINK
【信頼性】GHSでのpriority:1,AETLで使用,TEELで使用(2009/3 現在No.1~No.237)
 
オーストラリア化学物質通知評価スキーム(NICNAS)
情報源≫「既存化学物質優先評価報告」
オーストラリアにおいて、優先的に評価すべきとされた既存化学物質に関する評価文書。
(独)製品評価技術基盤機構のCHRIPに接続、「個別リスト一覧表示」でリストがまとめられている LINK
【信頼性】 GHS:1,OECD (20010/3 現在 31 冊)
 
カナダ環境省
情報源≫Assessment Report
カナダにおいて、優先的に評価すべきとされた既存化学物質に関する評価文書。
【信頼性】GHSでのpriority:1,物質数:20
 
米国国立労働衛生研究所(NIOSH:National Institute for Occuoational Safety and Health)
情報源≫RTECS
15万種以上の化学物質の基本的な毒性情報を包括的に集めたデータベース。有料。
【信頼性】GHSでのpriority:2,AEGLでのpriority:1,AETLで使用,ERPGで使用,物質数:156000
 
米国立医学図書館(NLM:National Library of Medicine)
情報源≫HSDB
約5,000物質の包括的な精査された毒性情報。
【信頼性】GHSでのpriority:2,AEGLでのpriority:1,AETLで使用,ERPGで使用,物質数:5000
 
欧州化学品局(ECB:European Chemicals Bureau)
情報源≫IUCLID
化学物質の固有の性質および有害性に関するデータを管理し、REACHの報告を行うためのソフトウェアアプリケーションシステム。
経済産業省 IUCLID5 ガイダンス文書 エンドユーザーマニュアル(日本語訳)
【信頼性】GHSでのpriority:2,AETLで使用,物質数:2600
 
EU
情報源≫EU第7次修正指令Annex1
欧州連合理事会の「危険な物質の分類、輸送、表示に関する法律、規制、行政規定の近似化に関する指令67/548/EEC」第7次修正指令により、危険な物質を有害性のカテゴリー別に分類して評価している。Excelファイルでダウンロードもできる。
【信頼性】GHSでのpriority:2,物質数:7400
 
German Chemical Society-Advisory Committee on Existing Chemicals of Environmental Relevance (GDCh)
情報源≫BUA Report
ドイツのGDChから出されている既存化学物質に関する有害性評価文書。全文はオンラインで確認できず、書籍を購入する必要がある。 ただし、要約版を確認することができる。LINK
【信頼性】GHSでのpriority:2,物質数:255
 
WHO/IPCS (International Programme on Chemical Safety)
情報源≫国際化学物質安全性カード(ICSC)
化学物質を扱う化学や毒性の専門家でない労働者などを対象として安全性情報がとりまとめられた文書。
国立医薬品食品衛生研究所により、ICSC日本語版が発信されている。LINK
【信頼性】GHSでのpriority:2,物質数:1400
 
米国立医学図書館(NLM:National Library of Medicine)
情報源≫Pub-Med(Public Medline)(MEDLINE,PREMEDLINEも含む)
生命化学分野の原文献データベース。
【信頼性】GHSでのpriority:3,AEGLでのpriority:1,AETLで使用,ERPGで使用
 
情報源≫TOXNET(TOXLINEも含む)
有害化学物質の毒性情報、TRI排出情報などについて複数のデータベースを検索できる統合データベース。
【信頼性】GHSでのpriority:3,AEGLでのpriority:1,AETLで使用,ERPGで使用
 
ドイツ同業者労災保険組合(GESTIS)
情報源≫GESTIS-database
GESTISの有害物情報データベース。
【信頼性】GHSでのpriority:3
 
(独)製品評価技術基盤機構(NITE)
情報源≫化学物質総合情報提供システム(CHRIP)
経済産業省の知的基盤整備事業のうち、「化学物質安全管理」の一環として構築しているデータベースで、化学物質総合検索システム、PRTR制度対象物質データベース、既存化学物質安全性点検データなどが記載されている。化学物質の番号や名称等から、有害性情報、法規制情報及び国際機関によるリスク評価情報等を検索できる。各法規制対象物質や各機関の評価物質等を一覧表示できる。
【信頼性】GHSでのpriority:3
 
(独)国立環境研究所
情報源≫WebKis-Plus 化学物質データベース
化学物質安全情報提供システム(KIS-NET神奈川県)等の化学物質データベースを基に、データを追加した化学物質情報データベース。
【信頼性】GHSでのpriority:3
 
アメリカ国防省
情報源≫DTIC
【信頼性】AEGLでのpriority:1
 
CamgridgeSoft Corporation
情報源≫Chemfinder
【信頼性】AEGLでのpriority:2
 
米国国立労働安全衛生研究所(NIOSH)
情報源≫Pocket Guide to Chemical Hazard
【信頼性】AEGLでのpriority:2
 
米国国立医学図書館(NLM)
情報源≫ChemIDplus
化NLMのChemDplusは37万個以上の化学物質の毒性情報、logPなどの物性データを検索することができる。物質名などの6項目を入力して検索すると、EINECS, HSDB, TOXLINE, IUCLIDなど多数のデータベースが検索できる。
 
米国海洋大気庁(NOAA)
情報源≫CAMEO Chemicals
化学物質の有害性情報、危険性情報、判定値(AEGL、ERPG、TEEL、IDLH)などの値を入手することができる。
 
Ralph E. Allan et al.
情報源≫Patty's Toxicology
1948年に初版が刊行され、信頼性の高い情報源として国際的に評価を得ている書籍。
【信頼性】GHSでのpriority:1,AEGLでのpriority:2,AETLで使用,物質数:1394,入手媒体:冊子
 
(財)化学物質評価研究機構(CERI)・(独)製品評価技術基盤機構(NITE)
情報源≫化学物質有害性評価書
CERIまたはNITEが主体となって、文献調査等により原案作成、化学物質審議会管理部会・審査部会安全評価管理小委員会で審議されたもの。
【信頼性】GHSでのpriority:1,物質数:99,入手媒体:冊子
 
環境省
情報源≫「化学物質の環境リスク評価 第1〜7巻」
環境省が化学物質の環境経由での人や生態系への悪影響の未然防止のために環境リスク初期評価を実施し、中央環境審議会環境保健部会化学物質評価専門委員会に報告、とりまとめたもの。
【信頼性】GHSでのpriority:1,物質数:192,入手媒体:冊子
 
国立医薬品食品衛生研究所
情報源≫既存化学物質毒性データベース
OECDの高生産量化学物質(HPV)の安全性評価プログラムに対応して実施したGLP適用毒性試験結果。
【信頼性】GHSでのpriority:1,物質数:300,入手媒体:冊子
 
Richard P. Pohanish et al.
情報源≫Sittig's Handbook of Toxic and Hazardous Chemicals and Carcinogens
Marshall Sittigによりまとめられた、書籍の第4版。1,500以上の化学物質の有害・危険性に関する情報がとりまとめられている。
【信頼性】GHSでのpriority:2,入手媒体:冊子
 
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