Activity Report

2019.09.06 安全・安心WG

「HALTガイドライン」公開

本ガイドラインの著作権について

本ガイドラインをもとに各組織の状況に合わせてご利用いただくことについては問題ありませんが、一般公開などによる本ガイドラインの無断転載を禁止いたします。転載等の利用に際しては、下記、横浜国立大学IASリスク共生社会創造センター事務局宛にご連絡ください。

「極限環境加速限界試験による高品質設計技術コンソーシアム(HALT) ガイドライン」を一般公開いたします。

ダウンロードの方法

アンケート送信後、最後にアンケートダウンロード用のURLが表示されます。
URLをクリックしダウンロードをお願いいたします。途中、ダウンロードが出来ないなど不具合がでましたら以下問合せ先にお問合せ下さい。

HALTガイドラインについて

横浜国立大学では、国内の大学として初めて導入されたHighly Accelerated Limit Test (HALT)を具備した統合損傷センシングシステムを導入致しました。

リスク共生社会創造センターでは、HALTをオープンイノベーションのツールとして活用するために、研究コンソーシアム「極限加速試験による高品質設計コンソーシアム」を立ち上げ、参加企業とともに研究活動を推進してきました。平成28年度より3年間の活動の中で、得られた知見を体系的に整理して「HALTガイドライン」としてこの度発行することになりました。

当センターでは、成果の社会実装の一環として、本ガイドラインを一般公開することにいたしました。これにより、HALTを用いたものづくりのイノベーションが加速されることを期待しております。

ガイドラインの主な特徴

本ガイドラインは、HALTの用途、方法、手順などについて、これまでの知見をもとにまとめたものです。HALTによって設計者はよりロバストで信頼性のある製品を設計することが可能となり、より短時間で製品の弱点を検出することが期待できます。

特徴1

これまで明確でなかったHALTの用途を明確化し、「製品の脆弱性抽出」「ベンチマーク評価」「市場不良再現」「抜き取り試験」など、体系的に整理しています。これにより、使用者は目的に応じて適切にHALTを活用することができるようになると期待できます。

特徴2

ユーザーの使い勝手に配慮して、これまであまり明記されていなかった供試品の試験条件や機能試験についてコンソーシアムの成果を反映したものを追加しました。

特徴3

現状のHALTにおいて課題の一つでもあった温度急変試験について、検証実験などを通して合理化を実現しました。これにより、効率よくHALTの実施が可能になります。

お問い合わせ先

横浜国立大学IASリスク共生社会創造センター HALT事務局
メール:risk.center@ynu.ac.jp/電話:045-339-3776