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2024.07.25 安全・安心WG

新たな効率的土壌浄化技術である加温式 高速浄化システム「温促バイオ®+」が第 16 回エンジニアリング奨励特別賞を受賞

2024年7月22日(金)、㈱竹中工務店および㈱竹中土木、岡山大学、名古屋工業大学との共同で開発してきた、新たな効率的土壌浄化技術である加温式高速浄化システム「温促バイオ®+」が、このたび実用化が期待される先駆的技術として高く評価され、一般財団法人エンジニアリング協会の「第 16 回エンジニアリング奨励特別賞」を受賞しました。

この技術は、「NEDO 戦略的省エネルギー技術革新プログラム(2014-2019 年度)」や「環境省低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査(2020 年度)」およびその後の共同研究で開発してきたものです。本技術は、汚染地盤を加温することで、微生物分解と汚染物質の溶出を促進し、浄化期間を数分の1に短縮するとともに総合的な省エネと低環境負荷を実現するものであり、現在は社会実装を進められています。

本学では、加温による微生物分解と溶出促進のメカニズムの解明と浄化予測技術について、リスク共生社会創造センターを拠点に環境情報研究院と工学研究院とで連携して取り組みました。

受賞者(メンバー)

環境情報研究院・教授・小林剛
工学研究院・講師・鈴木市郎
リスク共生社会創造センター・非常勤教員・田小維(当時)※
㈱竹中工務店および㈱竹中土木、岡山大学、名古屋工業大学との共同受賞
(加温式高速浄化システム「温促バイオ®+」開発チーム)

※田小維先生は、現在は他の所属となりますが、本プロジェクトの研究に 2015.5~2020.3 の 5 年間携わられました。その当時の所属、職名としています。

表彰状

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