活動内容
次世代工学システムの安全科学研究ユニットの活動について
これまでの安全工学分野での先駆的な活動を基盤に、このユニットでは、特に従来の枠組みだけでは対処が難しい、次世代のエネルギーシステムや宇宙分野の最先端の工学システムや複雑・大規模のシステム(クラウド、情報セキュリティなど)の安全工学に対し、安全を評価するための技術を確立していき、社会実装またはガイドライン策定、または国際標準規格化や標準規格化へと進めて行きます。

国際規格化について
ユニットでは、最新の研究成果を国際規格化などを通じて社会実装に貢献しています。
安全工学分野を中心に様々な国際規格の活動に本ユニットの教員が参画しています。
- リスクマネジメント分野 ISO TC262 リスクマネジメント ISO31000「リスクマネジメント−指針」他
- ディペンダビリティ分野 IEC TC56ディペンダビリティ
- 機械安全分野 ISO TC96 クレーン
- 水素安全 IEA Hydrogen TCP Task 43 Hydrogen Safety
国際交流について
安全工学分野を中心に、海外大学との共同研究を推進しています。例として、2024年度から、ノルウェー科学技術大学、メリーランド大学、トロント大学と連携して、水素安全に関する国際人材教育プロジェクト(UTFORSK project HERCULES)を開始しました。