Activity Report

2020.09.01 リスク共生社会創造学WG

2020年豊かさに関するアンケート調査の結果

豊かさに関する調査は、市民が日常的に持っている生活と社会の相対的な価値のバランスを調査したものです。この調査は2005年から5年おきに実施しており、今回の調査で4回目となります。

推計結果は、科学技術に関するリスクアセスメントや意思決定をする際の参考情報として用いられます。また、今年の調査から、在日外国人向けの調査を試行しましたのでその結果についてもお知らせします。

アンケート調査の概要

日本人向けアンケート調査(第4回)

回収数 3,000名
調査時期 2020年2月14日〜19日
調査方法 Webアンケート調査

在日外国人向けアンケート調査」の概要(2020年から試行)

回収数 121名
調査時期 2020年3月3日〜10日
調査方法 Webアンケート調査

アンケート結果

図1 2020年版 豊かさの構成要素と重み係数(AHP手法による評価) ※四捨五入の関係で一部合計値が合わないことがある

豊かな生活

  • もの・家計の豊かさ:0.20(0.16)
  • 時間の豊かさ:0.16(0.14)
  • 心身健康の豊かさ:0.30(0.35)
  • 人間関係の豊かさ:0.17(0.18)
  • 感性・知性の豊かさ:0.17(0.17)

豊かな社会基盤

  • 安定した経済基盤:0.25(0.22)
  • 安心・安全な社会:0.22(0.27)
  • 信頼できる社会制度:0.21(0.19)
  • 持続可能な社会システム:0.18(0.18)
  • 良好な国際関係:0.15(0.15)
※( )は在日外国人の係数 ※四捨五入の関係で一部合計値が合わないことがある
なお、上記の結果は速報値であり、推計方法により今後数値が変わる可能性があります。 

参考資料1

アンケート結果(2015年)

2015年版 豊かさの構成要素と重み係数(AHP手法による評価) ※四捨五入の関係で一部合計値が合わないことがある

参考資料2

2015年アンケート詳細については、下記論文をご参照ください。

本件に関するお問合せ

横浜国立大学 IASリスク共生社会創造センター 稗貫 峻一
メール:hienuki-shunichi-sh@ynu.ac.jp